2010年06月18日

「海角七号」(かいかくななごう)

私は映画批評家でもなんでもない、
見て感じたままを私なりにぶつぶつと、

この映画を観終わって、なぜかどこかで昔、似たようなストーリー、
ふと思い出したのが「幸福の黄色いハンカチ」山田洋二監督。
そうか、男女が運命の糸に導かれるって、あま酸っぱく、ほろ苦く、さわやかなんだよね、
だから、いつでも、ハッピーになれるんだ。
だとしたら、これが長編デビュー作となる魏徳聖(サミュエル・ウェイ)監督の新しいメッセージに拍手をおくろう。

そんななかで、これはという笑いを少し、
「日本人の面倒臭さは知ってるだろう」
「日本人は、何でも食ってしまう」

そして、脇役たちも好きだ、
やはり、スタッフ全員の全力参加があるからこそ、
人の心を打つ作品になっていくのでは。

そして終始流れる、シューベルトの「野バラ」
それとは対照的な浜辺のライブの盛り上がり、

「海が口を利けて

 風が砂を愛したら

 時の満ち干の中で

 愛の記憶が騒ぎ出す

 海が青く星が輝いているのに

 僕の腕には君がいない」
  


Posted by サンタナカ at 13:36Comments(0)